Salesforce 開発時には、時には Apex Batch でバッチ処理を実装することがあります。
バッチ処理は通常、画面上で Apex をスケジュールし、定期的に実行させます。
しかし、開発中やテスト時には夜間のバッチ処理を待つのは非効率です。
開発者コンソールから実行させる
Salesforce の開発者コンソールには、Anonymous Window という、Apex のスクリプトを実行する機能があります。
Anonymous Windowで、以下のスクリプトを実行することでバッチ処理を即時に動作させることができます。
SampleApexBatch
の箇所は自身の実装したクラス名に変えてください。
簡単な解説
このスクリプトは、新たに作成された「SampleApexBatch」クラスのインスタンスを生成し、Database.executeBatchメソッドを使って実行します。
バッチサイズは各トランザクションで処理するレコードの数を決定します。
また、スクリプトは最後にデバッグ情報としてジョブIDを表示します。
このデバッグ処理は任意ですが、必要に応じて Apex Jobs
画面からジョブの進行状況を追跡できます。
おまけ
Apex スクリプトは、組織を認証済みの VScode(Visual Studio Code)から実行することもできます。
ファイルは .apex
拡張子にします。
手元にスクリプトファイルを用意しておくだけで済むので、お手軽に Apex のツールを実行できます。
以上、備忘録でした。
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