Salesforceで大量のデータを取り扱う際、頼りになるツールの一つがデータローダ(Data Loader)です。
しかし、毎回アプリケーションを起動して認証し、エクスポートするのは面倒かもしれません。
この記事では、Salesforceのデータを直接CSVに出力する方法をご紹介します。
これにより、データローダ(Data Loader)の手間を省き、より効率的にデータ取得が可能になります。
ソリューション: Lightning Web Components(LWC)とApex
ApexとLWCを組み合わせることで、データをCSV形式でダウンロードする処理を実装することができます。
ユーザーは画面上のボタン一つで簡単にCSVを生成・ダウンロードできます。
デザインは一切考慮しません。
基本的な動作だけ実装した備忘録のような扱いなので、必要に応じてロジックやデザインは追加してください。
画面イメージです。
Step 1: Apexクラスの作成
まずはApexクラスを作成します。このクラスはデータを取得し、CSV形式に変換します。
Step 2: LWCコンポーネントの作成
次に、LWCコンポーネントを作成します。
このコンポーネントはサーバからCSVデータを取得し、ダウンロード可能なファイルを生成します。
おわりに
これで、ユーザーは画面上の2つの入力フィールドにオブジェクトのAPI名と取得したいフィールド名(カンマ区切り)を入力し、そのデータをCSV形式でダウンロードできます。
この機能により、Salesforce上で直接CSV出力が可能となります。
データローダ(Data Loader)を使う手間が省けますね。
一方で、セキュリティ設定、エラーハンドリング、ガバナ制限など、考慮すべき要点も多いです。
実際の開発ではこれらの点を注意深く確認してください。
以上の基本的な手法をベースに、効率的で使いやすいツールを構築していきましょう。
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